対じする力の減少か、人への感情が薄味。
昔から、薄情と母に感情をぶつけられ、だんまりと過ごしていた。
だが、未知なる言動をとるひとに出会うと調べずにはいられない。
不快感を持ちながら、怒りの中で思考する。
回りくどい言い回しに気付いたり、愚痴を言うことに感化された日々は醜かったと思っている。
だんまりでは済まない事態になった時、体の方が早かった。
自分をコントロールして生きていたはずが、何年かに一度取り返しがつかなくなる。
未知なる言動を私も、くりかえしていた。
奇声を発する人間は子供だと元気で、中学生ぐらいだと遊びや罰ゲーム、大人になったら変人扱い。
ボールを見つけると蹴ってみたり、猫を見つけると構ってみたり、反応は意識より早い。
長年のデータにないものと出会うと、思考が止まる。
だからってフリーズしてばかりでは進めない。
サイコロふったら1/6の確率で1が出ただけ。
は?って思うことは、怒りの着火点だったりしたけど。
どんなクレーマーもマックスで10分も怒ってられない。
やってもらいすぎ世代はサービスを疑わない。
しかも、自分の要求を正義のように正論家ぶる。
ふるいにかけて粉をこす。
今まで意識を向けられなかった者たちが顔を出す。
さらされる不快感もあるが。
洗濯機の重低音が人の寝息みたいに響く。
だーれもいない、広い空間で一人座っている心地よさ。
声を出せば響きそうな空間。
お留守番が好きだった、だーれもいない家。
ほんとの一人を知らないから楽しいのかな。
非接触、間接的。