行き詰った時、何かを変えたくなる。
なにか、
変えなくてはと思い立つ。
道順を変える。
建設中の建物の構造階を数える
信号のタイミングをカウントしてジャストに渡る
桜の散り具合を観察して雨予報から残りの見ごろ日を見定める
おいしい匂いがする店の商品を当てる
交差点の信号待ちを一周する
ポイ捨てされたたばこの吸い殻をおもい、捨てた人物像を推測する
見慣れた景色、見てしまう景色、今日の景色をいちいち思い返さない
それが日常。
意識していないことが日常。
そして よく忘れてしまっている。
私は誰か
私は地球に住んでいる人
究極に陥った時は視野が狭くなる。
私は恐れと不安に翻弄される。
ブレブレの頭とふらふらの体では地球の上にちゃんと立てていない。
読み返さないような衝動でいつも書く言葉。
洗濯ものを干すのは、しかめっ面でやる。
心に引っ掛かることをループして再現、分析している。
納得するまで仕上げないとトイレも行けない。
地球の時間のリズムと合わなくなったとき不調発生。
伝えるより、吐き出したいわけ
伝える意味を分からないから。
餓鬼でもないとおもう。
人がいるから、感情が発生してくる、それが自分のものと思ってしまう
そして責任を感じ辛くなる。
自責と批判とストレスの発生。
一人のじかんはこんなに穏やかなのに
毎回たまらない。