サンクチュアリ

私の聖域=秘密基地

興味のチャンネル

テレビのリモコンを常に持ってチャンネル選び。

レストランのメニュー眺めては、食べようと思って選んでいたものでないものを注文している。

スーパーに行っては、種類の多さに圧倒され何が食べたかったか分からなくなる。

最終的には選んで買い物は終了するが、行くほどに欲しいものが出てくる。

戦略にハマっているともいう。

本屋に行ってもコーナーを一周してしまう。

本を買うのも大変、一冊に絞れない。

選べないのは欲しいのが定まっていないのか。

迷っているのは決断力がないのか。

それでも選ぶときはより役に立つかも、とか

安い方とか、今持っているものと合わせられるとか、

今しかない!とか。

なんせ、期間限定に弱い。

自分の心も好みも1年経つと変わる。

細胞も総入れ替え。

ずっと同じではいられない。

退屈と窮屈が不満や不安を超えて襲ってくる。

恐怖に変わる。

同じ素材のものでも加工を変えれば別のものになる。

興味があるジャンルだからこそ目まぐるしく情報を求めているのか。

人間は自分に関連のあるものしか目に入らない。

同じ景色を同時に見ていたとしても全く違うことを考えるように。

三年間同じクラスだったとしても、一切名前を覚えていない同級生がいた。

相手も同じだろうが。

かと思えば、クラスも部活動も違う子とちょっと話しただけなのに鮮明に記憶がある、名前も思い出した。アルバムを見なくてもはっきり顔が解かる。

後の方で、彼女とはきっと気が合うと感じた。

人と話しているとまさに話のチャンネルも変わる。

連想ゲームのように展開していく。

全く違う場所で自分とは違う感覚で生活している人と話したらどんな事になるか。

今のところ提供されているものでしか感じれないが。

恐れを捨て想像力を持ち歩ける行動力で感じていけるもの。