サンクチュアリ

私の聖域=秘密基地

眉間のしわ

自分の顔より他人の顔の方をよく見る。

老けて見られるほうれい線より、怒ってる眉間のしわの方が嫌いだ。

さらに、まぶたにも般若の面のようなしわがあるときは恐ろしい。

母を思い出す。今から怒るぞって時の顔。

普段の真顔がその顔なんだろう、その人は眉間にしわがある。

声はやさしげでも、顔は笑っていない。

私はだまされない。

いつも不満そうに見える。

そんな年の取り方はしたくない。

恐ろしい。

口角は上がり、目元も上手に微笑んでいるが、眉間のしわは消えない。

一番その表情が多いからだろう。

くっきり残っている。

よく笑う人は目じりにくっきりのしわ。

同じことを言っていたとしても、しわの位置でずいぶん受け取る側の解釈が変わる。

おそろしや、他人が注意を受けているのをじーっと見ているときの顔。

他人の間違いを待ってましたかのごとく見つけて、さも私は正しいことを教えて上げてるのよアピールがうるさい。

周りに聞こえるかの如く。

だから、どうした?

年の功で先輩ならフォローするぐらいの気持ちないの?

わざわざ空気悪くする。

自分で気づいてないんだろう。

腹が立ってきた。

私はこの人が嫌いだ。

眉間のしわの取り方は簡単だ。