両親が不仲だと子供の人格に影響を与える。
小さいころ母は毒母だった。
彼女は今の私より若かった。
ケンカ中の家の中はテレビの音しか聞こえなかった。
よって両親は早寝早起きでテレビは独り占め。
深夜の番組を楽しんだ。
グレたりなんかしなかった、夜更かしするくらいですんだ。
ケンカ中は2階へ避難。それでも言い争う声は聞こえた。
とばっちりもいいところ、今から食べようとする焼きそばがテーブルごとひっくり返った。さすがにびっくりした。
漫画みたいなことをするなーと思った。
仁王様みたいに目を見開いた表情を見ると恐れより、冷静になってしまう。
世間でそんな顔して店員おどしてる人を見たってビビらない。父のおかげ。
父の悪口を子供に吹き込む母と一緒にいると父親嫌いになってしまう。
今思えばそんなに嫌うこともなかったのに。
幼い母は父を悪く言うことで自分を正当化していたのだと思う。
悪口、陰口言う人は社会にいる。
自分を認めてほしいのだろうか。
家は小さな社会。
一刻も早く家を出たかった。
この支配からの卒業。
卒業して〇十年。
今の私は小さな社会は楽であったと思えるくらいに成長した。
親が不仲な子供はくさってしまうかもしれないが、忍耐?免疫がつく。
親に怒られたこともない人間は大きな社会でビビってしまうだろう。
そしたらまた小さな社会に戻るのだろうけど。
自分の環境を嘆くのは学生時代で終わり。